片瀬漁港萬司郎丸 カツオ&キハダ釣り

 

片瀬漁港の萬司郎丸ではどの釣りモノでも受け付け時に「リベンジ券」を頂けるシステムになっている。これは本命が釣れても釣れなくても次回に使える格安の割引券だ。私は8月27日の確かカツオ釣りで4打数1安打で辛うじて1本の本ガツオをキャッチできたのだが、痛恨のバラシが3回もあったのでこのリベンジ券を使って9月14日に釣り仲間の伊東さん(国分寺市在住)を誘って出掛けた。リベンジ券の嬉しいのは5人まで同額で利用できる点だ。料金はカツオ&キハダ釣りの場合、8500円。これに3kgのオキアミコマセ1000円を購入すると、9500円。しかも、氷と駐車場代は無料となっている。通常、1万2000円が9500円だから嬉しい限りだ。

 

当日は北東の風が吹く寒い朝となったが、3連休の初日とあって満船状態。26号船と1号船の2隻態勢。伊東さんと乗り込んだのは1号船の右舷トモから2番と3番。一番揺れの少ない釣り座だ。1号船はほぼ定刻通りに港を出航。目指したのはどうやら西方向。小田原手前付近の沖合と思われる。航行すること約1時間で到着すると、案の定、カツオ&キハダを狙う大船団で形成されていた。

「10〜15mでやって下さい」という船長からの指示がアナウンスされて一斉に仕掛けが投入された。だが、釣り開始から30分を過ぎても船中誰にもアタリがないことに痺れを切らして、船団を離れて大移動することに。時計の針は7時30分を回っていた。

 

次のボイントにも船団ができていて、指示ダナは少し深くなり15〜20mとなり、期待が膨らむ。午前8時を回る頃になってやっと待望のアタリが私の竿にズッドンと訪れたが、電動リールのスイッチを入れてフルスロットルで巻いたのだが、ミヨシ方向に道糸が流れて他の人の道糸やハリスとクロスしてしまい、あっけなくジ・エンジ。針の掛かりどころが悪ければ一瞬でバレる魚だけに仕方ない。これがカツオ釣りの宿命でもある。

 

気を取り直して、手返しを早めるがなかなかアタリは来ない。だが、竿先に集中していないと一瞬の突っ込みでアワセが遅れればバレる確率は高くなってしまう。即アワセでフルスロットルの強引ゴリ巻きが常識の釣りだけに緊張感が続く。その甲斐あって1回目のバラシから約1時間後に「キタァー! 喰ったよ」と叫んで回りにアピール。私のロッドはネット通販で購入した7000円強のビシアジ竿。50〜150号負荷。グラス素材90%なので折れることはなかったがほぼパッドの近くからひん曲がり、左手で堪えるのが精一杯だ。それでも残り5mの手巻き量を必死に巻いてビシをやっとの思いで手にした直後にテンションが消え失せた。またもバレてしまった。悔しい!

 

タモを手にした仲乗りさな曰く「ロッドキーパーに竿を固定してビシを手にしたらすぐに手繰らないとダメだよ」と叱られてしまった。実はロッドキーパーのクランプを締めてある竿尻が緩んでいたからセットできなかったのだ。これも私のミス。強烈な突っ込みに耐えられるように事前に確認していなかった。バラしのミスの大半は釣り人側にある。それでも度肝を抜かれる強烈な引きを味わえただけでも由としよう、と負け惜しみたっぷりにハリスを手繰った。ハリもハリスも無傷だった。

 

一方、先月他の船宿で6打数3安打と楽しんだ伊東さんは不思議とノーバイト。アタリがまったく来なかったのだ。使っているハリスは私より細い14号を使っていた。にも拘らず、1回もアタリが来なかったのはどうしてなのだろう。貸し道具の手巻きリールには1mごとに区切りのないPEが巻かれていた。正確なタナ取りがしにくいとはいえ、20〜30mという10m幅の中に仕掛けが入っていればヒットする可能性はあったはず。その点が気紛れ回遊魚の難しいところだ。

 

結局、午後1時10分頃に沖揚がり。私も伊東さんも完全にボウズに。船中の釣果は0〜3匹。3匹の人はカツオ初挑戦の人だったとか。掛かるまでは運に左右される釣りということが分かる。港に上がってからカツオを釣り上げた坂本さん(練馬区在住)に写真を撮影させてもらった。坂本さんへのお礼はクーラーBOXに入っていた氷。有り難うございました。

 

なお、ボウズの人には宿の休憩所でアジの干物3匹と冷凍ワカメをもれなくもらえたので一応晩酌のツマミは確保できたが、リベンジ券で返り討ちにあったのは悔しい限りだ。まだまだ修行が足りないのだろう。

 



金沢八景一之瀬丸 午前タチウオ釣り

 

太平洋の遠方に台風13号が発生した直後の9月3日、釣り部後輩の栗原君と金沢八景の一之瀬丸から午前タチウオ釣りに出掛けた。平日火曜日に釣りに行けるのは何かと嬉しい。交通渋滞が皆無であり、船上も空いているからだ。
一之瀬丸は基本的に予約制。当日も両舷で5人だけ。アジ釣りとリレーで釣らせるタチアジの方が人気で釣り客は多く乗っていた。

 

当日は風も凪で北東微風だから波もウネリもない。快適なタチウオ釣りを期待できた。だが、夏タチはそんなに甘くなかった。因に栗原君は夏タチは初挑戦だが、「釣り方はユーチューブで勉強してきました」と自信満々。船は定刻の7時15分より少し速く桟橋を離れ、ゆっくりと進む。

 

すると約30分足らずで到着したのがなんと岸壁から目と鼻の先。よく見ると福浦岸壁から幸浦岸壁のオカッパリでも有名な場所だ。船長からの指示ダナはなんと底から5mだという。水深が14m前後だからそれも理解できるが、ここまで浅い場所でタチウオを釣るのは私も初めて。オモリ号数も40号。いつも通りの片天秤に1本針のシンプルな仕掛けを使う。

 

釣り開始から最初に掛けたのは栗原君。夏タチ初挑戦でもセンスの良い人は釣るものだ。正直悔しいが、これも釣りの醍醐味である。誘い方はショートピッチの軽いシャクリだが、とにかく浅いためすぐに指示ダナの上まで誘い続けてしまう。天秤が海面に浮いてきてしまうことも。40cm幅のシャクリとリールの巻き取り量は3分の回転程度。栗原君曰く「ソフトに誘うとアタリが出ますよ」というのだが、私の竿にはアタリが出ても本アタリが来ない。

 

つまり、針掛かりさせるだけの強い引き込みアタリが訪れないのだ。すると船長から「針近くにビーズ玉やら細かい装飾は喰いが悪くなるから外した方が良い」と言われ、速攻で仕掛けを交換した。化学繊維のティンセルを装着した針と蛍光ビーズ玉を付けていたからだ。水深がここまで浅ければ仕掛けを目立たせる必要はないということ。さらに、ハリスのクセや曲がりも違和感を与えるようだ。ハリスの太さではなく、変に曲がったハリスは付け餌の動きが可笑しくなるようだ。

 

さらに、付け餌の刺し方も重要。縫い指しでサバの短冊を付けた場合、餌が波を打ったようになる状態はタチウオに嫌われるという。何度誘い上げてもまっすぐにサバ餌が付いている状態を維持する。これがどうやら大切なようだ。縫い指しは1回だけで止めておけば行ける。2回縫い指しにするとどうしても波を打ったように曲がってしまう。これでは喰いが悪くなるようだ。

 

だが、垂らしが長過ぎるのも良くない。垂らし部分だけ齧って追い掛けてこない場面もあり、難しい。垂らしの部分をハサミで切り、2分割でヒラリとなるようにすると、片方の切れた部分だけ齧り、針掛かりしない。誘いを掛ける距離が短い極浅い場所では色々と神経を使う。

 

それでも栗原君は釣り開始からコンスタントにポツポツと無心で掛け合わせてバラシも少なく、数を延ばしている。思わず「夏タチの釣り方、教えてよ」と先輩としてのプライドなど捨てて正直に聞く場面も。予備に持参した超小型電動リールの出番はなく、最も浅い場所では10mを切るところもあった。ここまで浅いと誘いを掛ける時間と距離が少な過ぎて、ある意味疲れてしまう。オモリも軽く体力的にはとても楽だが、せめて30m前後のポイントにして欲しかった。

 

結果的に、午前10時50分頃に無念の沖揚がり。船中トップは16匹。私はスソで4匹と悲しい結果に。栗原君は初挑戦の夏タチなのになんと8本も釣っていた。朝から針回りに装飾の多い仕掛けを使い続けたのが敗因かもしれない。また船長は「浅場でアタリが多い時にはハリスは2mより短い方がいい」と語っていた。確かに、船長の教えを守って1.8mに短縮したら針掛かりは少し良くなったのは確か。

 

今回の釣行費用は、シニア割引を利用して5500円。これに駐車場代が500円で計6000円となった。暑い夏場は短時間が嬉しい。ただし、もう少し釣りたかったというのがホンネである。

 




片瀬漁港萬司郎丸 カツオ釣り

 

街の木々から聞こえるセミの声がミ〜ンミ〜ンから朝晩にツクツクホウシの鳴き声に変わりつつある8月下旬。最高気温が30度以下になり曇天予報を確認してから釣割のネット予約で本ガツオを狙いに足を運んだのは8月27日火曜日。地元、片瀬漁港の萬司郎丸の28号船に乗り込んだ。北風微風で風速も2m前後なら凪に違いないと確信して前日から支度に取りかかった。年に1度はあの強烈で刺激的な強引を体感したいからだだ。念入りに準備していても必ず不備がある。船上で不測の事態になれば釣りがジ・エンドになる。L型80号のビシも予備を1個追加して、仕掛けも不器用な私の仕掛けでは不安があるので頑強な市販仕掛けを数種類を用意。指サックは両手に4個は必要になる。万が一のため厚手のゴム手袋まで準備したのだ。それでも暴れん坊の本ガツオは酷い仕打ちを釣り人に強いることがある。

 

当日の朝、午前5時に到着するとまだ女将さんが不在で名簿に名前と釣り座を確保して車内で軽い朝食をとり、15分後に再度受け付けに行き、料金を支払い「昨日はダメだったようですね」と私が尋ねると女将さんは照れ笑いで「昨日は千葉県エリアまで走ったみたいですよ」という。帰港時間も午後4時近くになってしまったとか。これは厳しい日に来てしまったかも。しかし海が凪いでくれれば神経を集中して釣りに没頭できるはず。定刻よりも10分ほど早く港を出航して、カツオ&キメジファン10人を乗せて約40分で到着したのは相模湾中央部付近。周囲には同じカツオやマグロの群れを探索して集まってきた神奈川県内のほぼ全域の釣船が約20艘が集結して、船団を形成。

 

釣り開始は午前6時30分を少し回っていた。船長の指示ダナは10〜15mと浅い。ハリス分落としてから2回に分けてビシの中野オキアミコマセを振り出して15m付近でアタリを待つ。最初は竿を脇に抱えて竿先を海面に向けて角度は45度程度。アタリが一瞬でも出たら反射的に大きくアワセるためだ。

 

だが、私の座った左舷側にはなかなかアタリが訪れない。反対に右舷側はポリポツリとカツオをタモ取りしているらしい。巻き上げ途中で私の道糸と絡んで糸を出す場面が2回ほどあり、活性が高まってきたようだ。それでも潮の流れ具合なのか釣れるのは右舷の人ばかり。私の竿に一瞬コツン、とアタリが出たのは6時45分頃。一瞬の出来事で掛からなかった。

 

その後、群れを探索しつつポイントを移動すると、次第に指示ダナが深くなり「20〜30m」に変わり、その直後に強烈なアタリが出た。ロッドがMISAKI製のビシアジ竿だったが、昨年もこの竿で3本も釣り上げている。ところが、速攻で強くアワセてから電動スイッチをフルで巻き上げた。その直後にプツンっと道糸切れ。朝の反対舷とのオマツリで道糸にキズが入っていたのかも。PE8号をブッチ切っていく強烈に突っ込みには呆れるが、オマツリ直後に道糸の傷を確認していなかった私のミスである。悔しいがこれもカツオ釣りならでは。

 

次にヒットしたのはその20分後ぐらいだった。今度もロッドキーパーにロッドを固定したまま電動リールを速攻でフルスロットルに。それでもカツオが右に左に、前に後ろに駆け回り暴れん坊を披露して、ビシが手にできない。左隣の江藤さん(藤沢市在住)にタモ取りしてもらう直前に針ハズレ。痛恨のバラシとなった。ハリスが弛むことはなかったが暴れ具合で針が外れることは良くある。掛かりどころが悪かったということだろう。

 

2回もバラスと「2回あることは3回目も」と不安がよぎる。28号船は船団を離れて独自に群れを探し始めた。大きくポイントを移動した。水深は変わらず20〜30m。ここで3回目の本アタリが出た。今度もロッドキーパーにセットしたまま電動リールをフルスロットル。グイグイと強烈に走り回るカツオはパッドの根元付近から海中に突っ込む。するとビシまであと数メートル。今度は慎重に取り込み。頭をタモに向けて誘導すると江藤さんが差し出すタモに入ってくれた。良かった。3度目の正直を信じた自分にご褒美を上げたい。缶ビールのプルを開けたのはその5分後だった。後検量2.9kg、全長は51cm。船内では小ぶりのサイズだったようだが、私には貴重な1本となった。

 

その後、午前10時20分過ぎに大きく移動して城ヶ島西沖付近に。ここでは指示ダナが30〜40mと深くなった。曇天の空に晴れ間がのぞき少し暑くなってきた。ロッドキーパーにセットした竿に4回目の度肝を抜くような強引なアタリが出た。すぐに電動リールをフルで巻き上げると途中でテンションが消えた。仕掛けを回収すると、なんと針が延ばされていた。隣の江藤さんが言うには「あまりに強引に巻きすぎたのかも」という。遊ばせては捕れない魚だけに強引にヤリトリするのは仕方ないはず。それでも針が延ばされたのは悔しい限りだ。

 

江藤さんは「ハリスを12号まで落としたよ。だから太めのクッションゴムを繋げてやっている。アタリの数は増えるけど型が大きいとハリス切れも増えるし」と難しい状況だったようだ。「あと2本は釣りたかった」と残念そうだが、すでに2本を釣り上げて嬉しそう。

午後1時5分前に沖揚がり。船中の釣果は0〜4本。キハダはゼロだった。もう1隻の1号船も0〜4本。ただ30kgオーバーのキハダが釣れたとか。前日の釣果が0〜1本ということを考えれば少しは回復傾向にあった印象。その翌日から悪天候と南西強風で船は2日間は出ていない。なんとか1本を釣り上げてホッとひと安心の厳しい釣りであった。

 

今回の釣行費用は釣割の前日割で9000円。ただオキアミコマセ1000円を加えるとジャスト1万円。氷と駐車場は無料。受け付けの時にもらえるリベンジ券はなんと8500円。1000円のオキアミコマセを含めても9500円。かなりお得な釣りになる。この券を利用してもう一度相模湾の暴れん坊と対戦してみたい。

 

最後に料理についてひと言。にんにく生姜に醤油の刺し身だけでは飽きてしまうので、初めて長いもをスリ下ろしてマグロのやまかけ風にして食べるとこれも旨かった。釣りたてから3日間も生で食べ続けた人は少ないだろう。

 




鴨居大室港五郎丸 午前タチウオ釣り

 

台風10号が北海道へ抜けたのが8月17日、その翌日に「もう大丈夫だろう」と思って鴨居大室港の五郎丸の午前タチウオ釣りに行って見た。だが、台風一過のタチウオは気難しかった。確かに、前日の同宿の釣果情報は芳しくなかった。トップでc8本、スソはゼロという結果だった。だが、釣り人というのは勝手な考えをするもので「まぁ、自分だけはなんとか釣れるだろう」と前夜に電話予約を入れてしまった。8月18日は日曜日。それでも前日が釣れていないから混雑はしないだろう、と思ったのが運のツキ。当日、出船の約1時間20分前に到着しても所定の駐車場はギリギリに埋まっていてなんとかなった。鴨居港の遠い駐車場につれていかれなくてホッとひと安心。

 

当日の天候は曇天予報だったが、とんでもない。朝からほぼ晴天。風は弱かったのでウネリはなかったが、暑かった。ペットボトルの麦茶は500mmリットルでは足りないと感じた。午前船だから大丈夫と甘く考えると痛い目に遭うかも。できれば1リッターサイズを持参した方が無難である。

 

2艘出しとなった18日の午前タチウオ釣りは定刻通りに港を離れて約20前後で観音崎のポイントに到着。しかし、群れが散っているようで、なかなか仕掛け投入の合図が出ない。10分弱の魚探探索のあと、船長から「水深65m。下から15mまで誘ってみて」のアナウンスで一斉に仕掛けを投入。オモリはPE2号で80号がスタンダード。

釣り方は定番の小刻みのシャクリ上げでスタート。竿先を海面近くの斜め45度方向に構えて、30〜40cm前後で誘い上げてはリールを3分の1回転させる釣り方。


ただ、一瞬だけ喰いの間を待つスタイルを取った。常に上方へ誘い上げていると針掛かりさせるタイミングがない。つまり、食わせる間を設けたというわけ。

 

私は運良く2投目で86cm程度の標準サイズをキャッチできた。海底から15m前後だったが、あまり待たずには針掛かりさせることができた。面白かったのは次の2本目。左隣の釣り人=星崎さん(小田原市在住)の釣り上げたタチウオを写真撮影している最中に針掛かり。なんと置竿で釣れたのである。水深は確か55m前後だったと記憶している。活性が高い時間帯というのはそんなものだ。時間は8時30分頃だった。

 

その後、アタリが遠のくと船長は痺れを切らして、午前9時20分頃に大きく移動した。目指したのは第二海保周辺。ここは水深が浅く、水深は30〜40m弱。そのため、オモリ号数が60号に変更となった。食いダナは底から15mまでと浅瀬で喰いが活発になるかと思ったら大間違い。片舷8人、両舷で16人でアタリはほとんどなかったと思う。左舷の釣果までは把握していないが、釣れなければ早々に移動するのが当然。

 

結局、10時15分過ぎには再度観音崎沖へ移動となった。今度は指示ダナが海面からとなった。「海面から40〜25mまで誘って」という指示が出て、一瞬戸惑ったが、私はすでに朝の観音崎沖で高切れを起こして、タックルを交換。予備の電動リールにマルイカ用ロッドに替えていた。30〜60号負荷のロッドだが、80号にも対応できることは分かっていた。それでもアタリが遠いので苦労はした。誘い方に変化をつけてみたり、スピードを替えたり、シャクリの幅を工夫したりと苦労したが、沖揚がり5分前になんとか3本目を釣り上げることができた。最後の釣れると気分が良いものだ。

 

嬉しかったのは型がどれも良く、自宅に戻ってメジャーで計測すると80cm、86cm、90cmとまずまずのサイズをキャッチできた。引き味も堪能できた。残念だったのは2本目の直前に掛けて強引な1本が取り込み直前でバレてしまったこと。取り込みの際にハリスを一瞬でも弛ませるとバレることを知っていたのに。まだまだ修行が足りないということ。

 

反省点はもう点ある。タチウオの歯にやられたか否かは分からないが、道糸の高切れでオモリ、天秤、仕掛けも全損。たまたま予備のタックルをもう1セット持参していたから事なきを得たが、オモリ80号の予備がなかった。船長に80号オモリを頼んだらなんと1個400円。高額である。オモリの予備は最低でも各2個ずつは持参すること。

 

8月も下旬になればそろそろ夏タチウオが浅瀬に移動する時期だが、まだ観音崎沖では40〜60mで食っている。8月21日には釣果が3〜19本まで回復している。60m前後の釣り場の場合、水中ランプかケミホタルを装着した方がアタリが多いという話を聞いた。これから冬までロングランのタチウオ釣り、仕掛けや誘い方に自分なりの工夫を凝らしてチャレンジしてほしい。気紛れで難しい魚だが、掛かった直後の強烈な引き込みは病み付きになるはずだ。当日の船中釣果は0〜9本。因みに水温は27度だった。

 

当日の釣行費用は5500円。HPのサービスPを受け付けで見せること。駐車場と氷代は無料。船上の80号オモリ400円には要注意。合計5900円となった。

 




片瀬漁港萬司郎丸 マルイカ釣り

 

最高気温が31度を超えるだろうという真夏日に釣りに行く人は少ないだろうと思っていつもの釣割の前日割に「マルイカ」のネット予約を申し込んだのが運のツキ。正直言えばここ2年半以上、マルイカ釣りからは遠ざかっていた。理由は釣り方が非常に難しくなっていたからだ。ゼロテンションとか直結、直ブラとか色々な仕掛けなどが氾濫して、タックルだけでなくマイアックな難易度の高い釣りモノに変わっていたからである。

 

それでもどうしてもあの美味しいイカの刺し身を数年ぶりに食べたくなったから思わずネット予約をポチっと操作をしてしまった。これが不運の始まりだった。


考えてみればマルイカの旬はとうに過ぎ去っていたのだ。それでも「美味なイカの刺し身が食べたい」と思った瞬間に昔の知識や経験は忘却の彼方に消え失せていた。7月31日といえば、もう真夏の真っ盛りだ。スルメイカなら分かるが、マルイカはせいぜい沼津の夜釣り程度しかやっていない。にも拘らずついつい2000円引きの7000円という前日割に反応してしまったのは不覚だった。

 

それでも、当日は晴天で南西風の微風とあって朝からマルイカファンが両舷で10人も集まった。私は受け付け時では右舷胴の間だったが、実際に乗り込んでみると右舷が混雑しているので左舷に場所を移動。船長も承諾してくれたのでひと安心。

 

片瀬漁港の萬司郎丸は基本的に予約制だから人数が揃うと、定刻より速く港を離れる。当日も午前6時の予定より10分早く、港を出航した。目指したのは森戸海岸のある葉山沖。航程は約25分だったが、最初の仕掛け投入まで約10分の時間を費やした。群れがバラけてなかなか見つけられないのだ。船長も半信半疑で「やってみて」という投入合図が出たる時計の針はすでに6時40分近くになっていた。

 

水深は25〜30m前後が中心で、電動リールを使う必要はない。私も超小型電動リール付ロッドも持参したが、受け付けで「深くても40mぐらいだよ」というので手巻きリールで終始過ごした。オモリはPE2号で50号、軽くても40号まで。潮の流れは速くなかったものの、オマツリを最少限に止めるには隣同士とのオモリ号数を確認しておいた方が良い。

 

私は約3年近く前に上州屋で購入したオリジナル仕掛けを使った。上3本のスッテが直結で、その下2本が直ブラの複合型仕掛けだ。前述通りオモリは50号の蛍光グリーン。直結でバレが出ても直ブラで掛けられるだろうという甘い考えがあった。ところが、釣り開始から1時間経っても、2時間が過ぎてもアタリは数回感じたもののまったく掛けられない。難しい釣りは覚悟していたが、これは厳しい釣りになりそうだ、と思って早々に仕掛けを浮きスッテ7cmサイズのブランコ仕掛けに交換した。

 

というのも、朝から少しずつ南風が吹き始めて、若干だが海上にウネリが出始めたからだ。直結はもちろん、直ブラでもウネリがあれば巻き上げ途中で掛かったイカがバレてしまうことが多い。ハリス20cm前後のブランコ仕掛けならバレることは少ない。枝スは5本だから取り込みに苦労することもない。だが、アタリは皆無に近い。確かに朝9時頃まではマルイカからの微かな触り程度は数回あった。

 

3年前のマルイカ感覚はそんなに簡単には戻ってこない。着底での一発乗りもないが、巻き落としを何度繰り返しても触りも極端に少ない。群れが小さいのか移動が速いのか、スッテにゲソのオマケもついてこないのだ。

 

左隣に座った茅ヶ崎市の秋山さんは「まだマルイカ4回目ですけど」と言いながらも昼前にはしっかり2杯を釣り上げていた。マルイカ専用ロッドに最新の極小スッテも船縁に並べてマメに交換していたから凄い。話を聞くと「ユーチューブで色々勉強してます」という。嬉しいことに「うみつりネットも見ていますよ」と声を掛けてくれたのがきっかけで会話をすることができた。オリジナルシールを速攻でクーラーBOXに貼ってくれたのもちょっと感激。

 

結局、午後1時10分に無念の沖揚がり。船中トップはなんと3杯。秋山さんが4回目のマルイカ釣りで2杯とは素晴らしい。私はついにボウズに。ゲストに掛かったマサバを血抜きをして1匹クーラーBOXに入れただけ。

 

教訓としていえることは、その釣りモノが最終局面になり、まして最終日なら難しい釣りになることは明白。それを知らずにネット予約をした自分が悪いのだ。今後も季節が終盤になる釣りモノは要注意である。前日の釣果情報だけでなく、数日前からの釣果の流れを把握しておく必要がある。

 

当日、同じ海域を探索していた乗合船が2隻あった。ひとつは五エム丸。釣果は0〜5匹、そしてもう1隻は葉山あぶずり港のたいぞう丸だ。なんとたいぞう丸は3〜28杯の釣果。つまり、ボウズがいなかったことになる。単純に31日の釣果だけでは判断できないが、ハッキリ言えることはたいぞう丸の船長はマルイカの群れを広範囲で探索できる腕利き船長といっていいだろう。あとは釣り人の腕がどの程度素晴らしかったか、ということになる。だが、そればかりは比較はできない。因に、当日の水温は26.2度。萬司郎丸のマルいか釣果情報はなかった。

 

そんな厳しい釣りの際に、萬司郎丸が素晴らしいのが気遣いにささやかなお土産を提供してくれること。大きなアジの干物2匹と冷凍ワカメを頂いて帰路に就いた。高額なお土産となったが、今後の良い教訓としたい。

 




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