片瀬漁港萬司郎丸 アマダイ釣り

 

令和2年の2月下旬といえば酷寒の厳しい釣りになることは覚悟の上で電話予約を入れた。新春の初釣りに出掛けた時にもらった「お年賀クーポン券」が気になっていたからだ。片瀬漁港の萬司郎丸である。いつもならリベンジ券というのをもらえるのだが、それよりもさらに格安の価格設定が嬉しいではないか。すべての釣りモノが6500円というのは凄過ぎる。ただし、付け餌代のオキアミは別途300円。

 

出掛けたのは2月27日の木曜日。前日ヤフーの天気予報では天候は晴れ。北東の風が5〜6m程度という数字を信じて予約を入れた。ところが、10時前から強風が吹き始めてとっても寒い釣りとなってしまった。白波が立って、ウサギが飛ぶ感じだ。たぶん風速は10m以上。

 

この時期、風向きが北寄りなら釣り座は絶対に右舷に限る。なぜなら午前中は陽が当たるからだ。風のない日ならまだしも北東風が吹いたら日向か日陰かの違いは釣り人の士気に影響してくる。凍える寒さの中でマメにエサの交換をする手返しまで意識がまわらなくなるのだ。

 

当日も定刻の午前6時30分に港を離れたが、江ノ島沖は寒い。走ること約15分で最初のポイントに到着して、魚探を探索しつつ5分後には「ハイどうぞ。水深88mです」でスタートフィッシング。オモリ号数は60号か80号。私はPE2号だったので60号を選択。

 

今回は仕掛けはちょっとこだわった。珍しく自分で作ったからだ。ハリスは3号2m。1mで小型サルカンを介して30cmの枝スをだす。拘ったのはハリだ。オーナー針の「インプライト甘鯛13号Wケン付」を先針に使ってみた。針型としてはいわゆる丸カイズ型だ。軸がまっすぐでオキアミが直線になる理想的な針なのだ。今回はコレを使ってアマダイを釣りたいと考えた。針はピンク色で自発光する夜光色である。

 

釣り開始から最初に釣れたのはミニミニのガンゾウビラメ。針を飲み込んでいたのでキープ。塩焼きやホイル焼で旨い魚だ。次に掛かるのはオレンジ色のオキトラギス。これが2匹立て続けに掛かるとウ〜んタナが低いのかなって考えてしまう。口の際に針掛かりしていたからご丁寧にリリースして海中に戻ってもらった。

 

午前9時20分頃にやっと本命のアマダイらしき強い引き込みがあり、ゆっくりと3mほど手巻きでリールを巻くと、ググン、グインと強く突っ込むので「コレはアマダイに違いない」と確信して、電動リールのスイッチを中速で巻いた。途中でも、グングン、ググッと残り40m前後でも突っ込みがあり、これならそこそこサイズかも、と期待したのだが透き通ったオレンジ色の魚体を確認して、ホッと一息。これで本命ボウズはなくなった。

 

実はこのアマダイの直前に伏線があり、珍しいアラのミニサイズ=全長26cmが釣れていたのだ。だが、型が違うとヒ引き込みの豪快さが違うのだ。それでも小型のアマダイかと思って慎重に巻き上げたのだ。最近ではアラも貴重な魚になり、全長1mになる魚だが、相模湾ではされは無理。貴重な魚ではあったが、完全に針を飲込まれていたのでキープすることに。本来ならせめて40cmオーバーの型を釣りたかった。

 

その直後から北東風が強くなり始めて、同時にアタリが遠くなり辛い修行僧の時間帯が訪れた。船長はマメにポイントを移動しつつ、水深も120m前後まで探索してくれたのだが、こちらのモチベーションが切れてしまった感じで、最後はロッドキーパーに預けたままたまにサ竿先を動かす程度。横になりながらの横着釣りになってしまった。

 

真剣に最後まで竿を手に持って底ダチをキッチリと取り直していた人には幸運が訪れていたようだ。船中の釣果は竿頭で7匹。スソはゼロで数人いたらしい。決して難しい釣りではないが運と根気が大きく左右する釣りであることも分かった。

 

結局、午後1時15分に沖揚がり。帰路は北東風の強風を避けつつゆっくりと操船してくれた心優しい船長に感謝。お土産に季節限定のワカメのお土産までもらいシャブシャブで食して最高の春の味覚でした。

 

今回の釣行費用はお年賀ポン券を使って6500円、これにオキアミ300円で合計6800円。P代と氷代は無料。良心的だ。

 




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