片瀬漁港萬司郎丸 LT深場五目釣り

 

記録的な暖冬と言われた2020年冬だが、3月も中旬に入ると日中はそこそこ暖かく船上で釣りをするにも苦痛は感じない。確かに、早朝6時頃はそれなりに風が冷たい。だが、寒い時ほど美味しくなる魚も少なくない。「食」を優先した釣りモノとして深場の根魚釣りがある。キンメを筆頭にクロムツやメダイなど食べる楽しみを重視して出掛けるのも悪くない。味覚の秋ではなく初春といったところか。

 

今回は片瀬漁港の萬司郎丸からLT深場五目釣りに出掛けた。3月15日の日曜日、数週間前に金沢八景一之瀬丸のメバル五目釣りで釣り仲間になった立神さんと一緒に左舷胴の間に乗り込んだ。右舷がとても混雑していたからだ。この時期、北東風が吹けば午前中は間違いなく右舷に日射しが当たる。当日も朝のうちは曇天だったが、右舷が暖かくなるだろうという予想はついた。とはいえ
釣り座が接近しているために不要にオマツリが多発こともある。釣り座の選択としては仕方がなかった。

 

船長は午前6時30分の定刻に港を出発。ポイントはいつも通りの江ノ島沖。航程は大体30分。午前7時過ぎに水深約260m前後からスタート。使用するオモリは150号。この釣りとしては異例に軽い。しかも、仕掛けの投入は一斉投入だから気分的にも楽である。船縁に餌のサバ短冊を装餌した針を並べてオモリを投入すればいい。針数は経験年数によって変わるが、胴突き5本針で充分。数多いからといってズラズラとキンメが多点掛けで釣れてくるケースは稀だ。

 

当日は北東の微風で海上は凪。曇天だが、風が冷たく感じるほどではなかった。相模湾が北風に強いことだけは知っていたが、その後小雨混じりになるとは想定外だった。それでも、同行してくれた立神産は一投目からシロムツを釣り上げてお土産ゲット。私はというと、餌すら獲られない厳しい状況に。

 

私がやっとボウズを逃れたのは午前9時30分頃。竿先に軽い引き込みと振動はあったが、海面に浮くまでは分からない。釣れたのは全長30cm弱のカタボシアカメバルだ。2004年に正式に魚名が命名されたトゴットメバル系の赤いメバル。とりあえずはお土産を確保できたのでひと安心。水深250m前後に棲息するメバルと某魚類図鑑に書かれていた。

 

その後は、アタリが遠く船長も転々とポイントを移動して探索してくれるのだが、潮が悪いのか釣り人の腕が悪いのか、低活性の時間が続く。周囲ではポツポツとシロムツは釣れているようだが、キンメの姿は朝一番に左舷大ドモの釣り人が釣り上げただけ。しかも30cm足らずの小型だった。

 

この釣りは誘いが肝心だが、何も150号のオモリをシャクることはない。1分間に1回ほどの底ダチを取り直せば良いだけ。仕掛けの位置は海底から底上げ5mだからそのオモリをマメに落とし直して仕掛けを漂わすこと。それが最適な誘いになる。餌のサバ短冊をフワ〜っ漂わせて魚の食い気を誘えば良いのだ。参考までに幹糸は10〜12号、ハリスはフロロ8号前後で充分。ハリはムツ16〜18号で良い。ビーズ玉など光り物は装着しない方が良い。

 

だが、水深300m下にもサバの回遊はあるらしく時々喰い上げてくるアタリがあり立神さんにも2匹のマサバが掛かってきた。全長は30数センチだからデカイっというサイズではないが、今や貴重な真サバだけにしっかり血抜きをしてクーラーBOXに仕舞ったことは言うまでもない。

 

その後、私はシロムツの3点掛けを1回だけ楽しめたが、それが最後に何も掛からず最後の流しはなんと立神産とオマツリしてしまってジ・エンド。釣れない日はこんなものである。ただ驚いたのは舳先でジギングをしていたルアーマンに全長38cmのアカムツが釣れたこと。釣りは奥が深いのだ。

 

結局、午後1時30分に沖揚がり。船中釣果はシロムツが1〜11匹だったとのこと。ゲストはアカムツ、キンメの他オニカサゴなど美味な高級魚も釣れていたようだが、全端的に活性の低い渋い日に当たってしまったようだ。

 

今回の釣行費用は釣割の前日割を利用して2000円値引きの7500円。港内の駐車場料金と氷代は無料。

 





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