観音崎桟橋堤防 投げ釣りとヘチ釣りレポート


年間で最も水温が不安定で釣りモノが減る時期が3月から4月。陸上は徐々に春めいて桜の開花が報道される季節だが、実は海の中はまだ真冬である。海は陸上とは違い一般的に30日から40日遅れる。そんな状況の中、投げ釣りでカレイを狙おうと向かったのは観音崎の桟橋堤防だ。天気の良い週末は地元の釣り人が先端を占領するため、入ることのできない場所。特に4月から10月までは桟橋に観光船が離着岸するため観光客も増えそうだ。


現地に到着したのは午前8時30分頃。平日だったため先端は左角に一人だけ。ウキ釣りでウミタナゴを狙う地元ファンのみ。挨拶をして右側に入れた。この桟橋は左方向は海藻と岩礁帯が広がっているため投げ釣りには不利とされる。運良く、右側先端に入れたから「今日は本命のカレイが釣れるかも」とほくそ笑んだが、そう簡単には釣れないのがカレイである。早速1本目の投げ竿を4色付近に投入。風は弱く天気は晴れ。2本目の竿を出す頃には北寄りの微風が春を予感させてくれた。


タックルは振出式4.2mの投げ専用ロッドに投げ釣り専用スピニングリールをセット。道糸はナイロン2号200mに13mほどの力糸を結んである。個人的に新素材のPEラインは使わない。理由は糸絡みすると始末に負えないほど修復困難になるからだ。また比重が軽いため沈みが遅く港など船舶の出入りする場所では神経を使うからだ。オモリは27号の海藻テンビンを使うことが多い。付けエサはアオイソメ。


当日の満潮は午後1時30分前後。午前8時に干潮だから上げ潮の時間帯を有効に使える。だが、アタリは遠い。投入後はマメに仕掛けを手前に引いてくる。3分から5分サイクルでリールを巻いて仕掛けを手前に移動させる。これはヒトデなど外道にエサを横取りさせないためだ。と同時にエサを動かすことでカレイにエサの存在をアピールできるからである。竿を2本にするのも交互に動かすにはちょうど良い本数だからだ。


結局、満潮時間になっても釣れてくるのは小メゴチのみ。たまに重量感のある引きを感じると、ヒトデと海草類の抵抗感だったりする。午後2時過ぎまでに17cm前後のメゴチが3匹のみ。暇に任せて1.2mのテトラ竿にブラクリ仕掛けをセットして堤防際でヘチ釣りを開始。すると、午後2時頃になんとアイナメ(後確認でクジメと判明)が釣れた。堤防際にはワカメ類等の海藻が繁茂していて何かいそうだと思っていたら案の定アイナメが顔を見せた。その後、同じ場所で小メバルを追釣。あまりに小さかったのでリリース。それでも竿先に小気味良いアタリを感じて釣れると妙に気分が良いものだ。午後3時に納竿。クジメは煮付けにして食したが久しぶりの白身魚に酒量が増えたことはいうまでもない。これから5月GW頃まで投げ釣りのカレイはピークを迎える。再度挑戦してみたい場所であった。なお、平日は観音崎周辺の駐車場が無料となることも付記しておこう。(土日祝日は540円/1日)





江ノ島表磯 つり場ガイド


江ノ島の島内に入ると突き当たりに市営の有料駐車場がある。普通車なら1日680円とリーズナブルだ。その駐車場から最も近い磯釣り場が「表磯」と言われる釣り場。長い道のりを徒歩か有料エスカレーターで行く「裏磯」に比べれば簡単に磯釣りを楽しめるビギナー向けの釣り場といっていい。足場は比較的フラットで高低差がない。別のいい方をすれば、磯が低くウネリや波風に弱いともいえるが、磯釣り専用ブーツなど滑りにくい準備をするだけで容易に磯釣りが楽しめる。


有名な釣り場は釜の口と呼ばれる駐車場から近い場所。テトラ際は水深が深くイシダイの幼魚であるシマダイや良型カサゴなど美味な磯魚が潜んでいる。釣り方は根がかり覚悟のぶっ込み釣りが定番だが、波静かな日なら短竿でヘチ釣りという手もある。


ウキ釣りでは、晩秋から春までメジナが狙い目。クロダイは4月前後と10月前後が高実績だ。ぶっ込みで狙うイシダイは例年5月と10月前後にピークを迎える。幻の魚だけに数はでない。まだ水温の低い春先から人気の高いメジナやウミタナゴは初夏まで期待できる。ウキ釣り以外でもサビキ仕掛けに掛かってくるのがメバルやウミタナゴ。潮に適合した適量のコマセで食い気を誘うことは重要である。ルアーでシーバスを狙う人は少数派だが、エギングでアオリイカを狙う人は少なくない。


もうひとつ先の「水道口」も魅力的なポイントだ。ウキ釣りのクロダイ、メジナの他にイシダイの好ポイントが隠れている。地元イシダイファンと仲良くなることが情報を得る条件ともいえる。秋口から12月上旬まで大物が期待できるという。夏季にはカゴ釣りでイナダやソウダガツオがルアーで釣れることで有名だ。多彩な魚種が釣れるのはそれだけ潮が良く当たるからである。





江ノ島旧岩本楼下の小突堤 つり場ガイド


湘南の江ノ島と言えば有名な観光地として広く知られているが、釣り場としても人気が高い。白灯台堤防や北緑地公園は有料駐車場から近く、トイレも完備されまさにファミリーフィッシングの聖地といってもいいほど。足場の良い場所が多く天気の良い週末ともなれば家族連れやカップル、地元のベテラン釣り師も竿を出す。


だが、今回紹介する島内西側の旧岩本楼下の小突堤は穴場中の穴場だ。特に大物が釣れるという訳ではないが、冬の北東の季節風を避けることができ、波静かな中で釣りができる。しかも人が訪れることが少ないため平日はほとんど貸し切り堤防となることが多い。


海底は砂と泥が大半だが、点々と岩が点在する複雑な地形が特徴。足下の水深が浅いため干潮時間は釣りにならないことが多いものの、上げ潮から満潮時間にはチョイ投げで初夏からシロギス、ハゼ、イシモチが釣れ、晩秋から4月上旬まではマコガレイも釣れる。湘南地区では数少ないカレイの穴場として知る人ぞ知る穴場スポットである。ウキ釣りでは小型だがメバル、ウミタナゴ、小メジナも釣れる。

ただし、降雨後は境川からのゴミが流れ込み、海底に障害物として数日残るため投げ釣りは不利となる。そんな日はルアーシーバスの好漁日となることも。


釣り場へのルートが若干分かりにくいのが唯一の難点。桟橋を渡り切ったら「えのすぱ別館」を右手に見てお土産屋の商店街通りの上り坂を少し上ると、「えじま」という看板が出てくる。その看板を右に入る小道がある。まっすぐ進み階段を下れば小突堤が見えてくる。右側には低い小磯が広がり、干潮時間には潮溜まりで磯遊びも楽しめる。子供連れにも最適な場所といえる。





横浜金沢区幸浦岸壁から福浦岸壁 つり場ガイド


横浜金沢区にある投げ釣り場として人気と実績の高い幸浦岸壁から福浦岸壁は、総称して金沢緑道公園とも呼ばれる。一部テトラ帯もあるが、大半は高さ1m弱の護岸が続く安全性の高い釣り場となっている。投げ釣りが人気だが、季節によってはカゴ釣りでイナダやソウダガツオも釣れるというから魅力的である。実績の高い釣りものとしては、晩秋からは4月頃まで釣れるマコガレイだ。30cmオーバーの良型も期待できるだけに週末ともなるとマイカーで混雑することが多い。嬉しいのはこの地区の路上は祝休日の6時から20時まで駐車可能となっている点だ。堂々と路上駐車ができるとくれば、投げ釣りファンだけでなくても釣りに訪れたくなるもの。


撮影当日は3月上旬の天気の良い日曜日ということもあって実績の高い場所では竿が林立する勢い。ただ釣り人に声をかけても「ウ〜ん、釣れないね」という返事が多かった。それでも幸浦方面では、36cmの良型カレイを釣り上げている人がいた。話しを聞くと「今年は良くないね。数も出ないし、型も特大サイズが出ない」という。この場所は春よりも産卵前の方が良いとか。1月中旬までが勝負らしい。投入距離は大体4色、約100mが目安のようだ。花見ガレイも期待したい所だ。

その他には、「小型のメバルと投げでイシモチぐらい」と釣果を正直に語ってくれる人もいた。メバルは岸壁際のヘチ釣りが効率的でそこそこ釣れるという。この時期はアイナメやウミタナゴも釣れるはず。


これから4月から5月になると、投げ釣りでシロギスが釣れ始まる。水温も徐々に上昇して外道にアナゴが混じり始めると、春の濁り潮の季節到来。こうなると朝夕のマヅメにイシモチがバタバタと釣れることが多い。群れで行動するイシモチは活性の高い群れに当たると10匹前後がものの1時間弱で釣れるから侮れない。


8月も下旬になると、イナダやソウダガツオが回遊してくる。ある程度の遠投は必要だが80m程度投げられればカゴ釣りで3匹程度は釣れるから晩酌のツマミとしては十分な土産になる。注意して欲しいのは余ったコマセは放置せずに必ず海水で洗い流して返ること。釣り場のゴミや清掃問題で「釣り禁止」ということにならないようにお願いしたいものだ。





ジャパンインターナショナルボートショー2011


ジャパンインターナショナルボートショー201133日から6日までの4日間にわたってパシフィコ横浜で開催された。日本で唯一の国際ボートショーとして人気は年々高まっているようだ。今年は記念すべき50回目にあたる。

 出展者数も170社ちかくにもなり、展示もかなり細分化の傾向にある。大手企業では、トヨタ、日産マリーンを始めスズキやヤマハ、トーハツ、ヤンマーが広いブースに豪華でリッチな大型プレジャーボートを展示していたのが印象的だった。


個人的には、もっと現実的なスモールボートに的を絞って取材,撮影してきた。

アキレスやジュイクラフトといったインフレータブルボート(ゴムボート)や持ち運びが便利な分割式ボート、また最近ではシーカヤックを使ったカヤックフィッシングも人気が高くなり、分割式のカヌーも登場していた。


一番に目に留まったのは、ワイズギアのY-320エギングスペシャルだ。これはミニボートにおけるエギングの利点を提案するボートとして注目に値する。このボートは釣具のダイワとワイズギアのコラボで実現したエギンガーのためのスペシャルバージョンだ。主な特徴は、数本のロッドを持参しても邪魔にならないロッドホルダー、海の中の様子を探ったり、実績のあるポイントを記録できて持ち運びに便利なGPS魚探の搭載、ヤマハ新型5馬力エンジンまで搭載可能、潮の流れにボートを同調させるシーアンカーも装備している。大容量のイケスを標準装備。シート部分には浮力体が入っていて、沈みにくい構造を採用している。もちろん、2馬力船外機を搭載すれば船舶免許、船舶検査も不要である。


軽量コンバクトな釣りを楽しめるという点では、今後もミニボートの需要は高まるだろう。50回を記念してのイベントも多く開催され、中でも女性タレントを呼び楽しいトークショーも聞くことができた。今年はやはり「釣りガール」が流行しそうな気配が濃厚だ。これから暖かい季節を迎える。彼女を誘ってボート釣りに出掛けてみてはどうだろう。






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釣り専門出版社の地球丸から5月下旬かに発売された「関東周辺防波堤釣り場ガイド」は北は茨城県大津港から南は静岡県静浦港まで全53港の釣れる絶好ポイントを網羅しました。港の足下の水深から各ポイントの海底状況はもちろん、駐車場、トイレ、最寄りの釣具店など最新情報を盛り込んで制作しました。巻頭カラーページではアオリイカやイナダ、クロダイなど人気魚種の釣り方解説や仕掛け情報も掲載しました。総ページ数144で本体価格1500円+税です。各港のカコミ記事にはグルメ情報や釣具店情報も入れました。うみつりネットの筆者自身が足で取材した渾身の自信作です。できれば書店で手に取ってご覧下さい。

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海釣り最強バイブル 4 熱釣!根魚塾 (メディアボーイMOOK 海釣り最強バイブル 4)
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カサゴ、アイナメ、メバル、ソイなどの根魚は定着性が強く、移動する距離や範囲は少ないという。そんな根魚のポイント攻略法を徹底的にまとめあげたのが本書。消波ブロックや堤防際の隙間に身を潜める根魚をエサとルアーで根こそぎ釣りまくる戦術を詳細に伝授する渾身の力作である。関東周辺を調べ尽くした永久保存版だ。

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